地下マンホール事故

8/2に埼玉県行田市で起きたマンホール事故は、作業員4名が無くなる痛ましいものでした。このマンホールは直径60cm、深さ12mで汚泥が1.8m堆積している状態であった。実際に作業員1名が落下し汚泥に含まれる硫化水素で窒息死したようだ。その後、残りの作業員3名も救助に降りたが、同様にして窒息した。なんと痛ましい事故であるが、プロの作業員としては失格である。通常は、作業に入る前にガス検知機で酸素濃度、一酸化炭素、その他のガスを分析してエアラインマスクを着けて降りるものである。最近では、人命に関わるので、ドローンを使ってマンホール内を調査する方法が取られている。イラスト出典:NOVA Topics

追記)その後の調査で、事故前日にガス検知で問題ないと確認して当日作業を始めていた。但し、落下防止の用具はつけていない。問題は、事故発生後、次々と救助のために作業員が入ったことだ。ガス検知が鳴っているのに、誰一人応援を呼ぶことをしていない。安全マニュアルにはどう記載されていたか?プロ意識が欠けていなかったか?

2025年08月02日